メンテナンス系
事例14
メルセデスベンツのゲレンデバーゲンのエアコンが何度修理しても効かない!
こんなもんと言われ、どうにか効くように改造してもらえないか?とメール。ん?
メルセデスのエアコン効かない?あり得ない!と思いながらも入庫、豪華仕様のいつもゲレンデとは違い無骨で何か違う雰囲気、キーを受け取ると鍵の外側にギザギザがある旧式の鍵70年代?
でも純正リモコン‽車両は2009年式の並行車、ディーゼルV6ターボ軍用車 カーペットも無く手巻式ドアガラス。
観察はさておき、早速吹き出し口に温度計をセット最大冷房風量2速アイドリングで10分温度計を見ると外気温と殆ど変わらない!
まず診断機による診断、しかしこの車にはエアコン診断出来ない。
次に圧力ゲージを取り付け圧力チェック少しガスが足りないがそんなに問題無いのにコンプレッサーがすぐに止まる、しばらくするとオンするが又すぐ止まるを繰り返す。 これでは冷えない。
エアコンシステム調べ始めて判明。
サーモスタットが電子制御では無く昔ながらの簡単な機械式更に調べるとサーモスタットがおかしい、更に分解原因か判明!
手直し作業。実験すると吹き出し口温度が6度まで下がるのを確認、各部対策して組み立て終了。
後日オーナー様からメールです。
昨日今日と乗っていて感じたのですが、クーラーの効き格段に良くなった事はもちろんの事、 エンジンのフィーリングやシフトチェンジなどの感じもいい方に変わった気がします。
コンプレッサーが頻繁にオンオフしなくなった事と関係しますか?
事例13
昭和41年式通称ハチマキグロリアのメンテナンスの紹介です。
見事に骨董品を騙し騙し乗られてた見本のような個体でした。
ことの発端は、「パーキングブレーキを効くようにして欲しい」からでした。
弊社は初めてのお客様で、旧車をずっと乗り継いでらっしゃるのですが、自分の想像を超えるような修理をしてくれる工場に出会っていなくて、壊れてしまったところを応急措置修理をしてずっと乗られていた様子でした。
パーキングブレーキ修理で結果を出し、目についた要整備箇所を説明し、打ち合わせと見積りのやりとりを重ねかなりのボリュームの整備をさせていただけることができました。
しかし今回は入手は無理と思ったパーツが手に入ったりで、かなり幸運だったと思います。
今回写真のミッションマウント及びエンジンマウントが入手出来て、交換することが出来ました。それにより、そもそもファンシュラウドとクーリングファンが干渉するときがあったのですが、マウント交換でエンジンの位置が初期化され、クーリングファンとシュラウドの上側が激しく干渉することに。
シュラウドをキャンセルは冷却効率の面から避けたいので、加工方法を考えクリアしました。
約50km程、高速道路も含め試運転させていただきましたが、不安感無く乗り回せることは確信できました。
まだ手を入れさせてもらいたい箇所もあるのですが、オーナー様の意向もありここで納車とさせていただきました。作業内容は書ききれておりませんことご容赦ください。
事例12
アルファロメオ・ジュニア・ザガートのヒーター水漏れ修理に纏わる作業の紹介です。
通常ヒーターコア修理Or交換、ヒーターバルブ交換、がんばってブロアモーター交換なのでしょうが、弊社は違います。またこのオーナー様も私どもの提案を快諾いただけましたのでこのような施工が出来ました。
大抵のこの年代の車両は遮熱遮音材は朽ち果ててます。よってこれらを撤去し、現代の遮熱遮音材にするのですが、簡単ではありません。型紙もないので、採寸して切り出して、、、その前に朽ち果てた古材を除去と、地味な作業が続けた結果、このような状態に出来ました。全く見えなくなるのですが、熱振動の伝わる感じが安っぽくなくなるんですよ。
もうひとつ、言わないとわからないような不具合を告知して、同時作業させていただきました。以下をご覧ください。
事例11
事例10
コスモAPのメンテナンスレポートです。現オーナー様の力によりすばらしいコンディションになっております。今回はフロントサスペンションブッシュ交換含めた4輪ホイルアライメント調整です。この車輌過去にローダウン(昭和だとシャコタン)して乗られてたらしくバンプストップが砕けてました。
今回高速道路右流れ修理ということで、交換パーツも出来る限り調達出来た今作業と相成りました。
とはいっても、この薄ら40年経過したサスペンションパーツの交換は一筋縄ではありません。結局ロワボールジョイントは壊さないと外れない、壊すったって簡単に壊れませんし再使用する部品に付いてますのでそちらにダメージを与えたら代わりの部品の無い車ですから大変です。ロワアームブッシュも焼いたり切ったり叩いたりロワアームを殺さないように作業しなければなりません。
事例9
アルファロメオ1300ジュニア・ザガートの4輪ホイルアライメント調整のレポートです。ホイルアライメント調整という言葉は車趣味の皆様には周知されてますが、実際の構造とどのような作業かは認識されてないとよく感じます。
この車両、駆動力のかかってない空走時の感覚が重いという弊社の指摘から始まりました。ブレーキのひきずりはすぐチェックしましたがありません。
それで4輪ホイルアライメントテスターを取付して現状把握。アライメントの直進はリアが基本、そのリアが曲がってます。旧車では驚くことはありません。当然ホイルベースも左右で異なります。問題はどう矯正するかです。
あと今回は、ステアリングギアボックスを始めとする誤組みに悩まされました。こんな風に付けられるんだ!と驚かされます。間違いをひとつ発見、訂正、調整、まだおかしい。また間違い探しを繰り返し、今回はなんとかいい状態(弊社としてはまだ追いかけたい)まできたので、お客様に乗っていただき、ここで終了でOKとのこと。
試乗後の感想は、「軽い、動きもハンドルも、あと真っ直ぐ走るし、止まる」。
ありがとうございました。
事例8
オペル・ティグラのインテーク廻り大掃除の紹介です。
この車両はワンオーナー3.3万キロのオーナーの溺愛を受けている個体です。年に1~2度位アイドリング不調になりエンジンチェックランプ点灯し、しばらくするとエンスト、エンジン再始動後は復活するのをなんとかならんか?からこの作業と相成りました。当初からこのエンジンは都内ユースだとカーボンが溜まりやすいことで有名?て゛、当時オペル販売ディーラーは泣かされておりました。
スロットルボディがアクセスしずらく、キチンと清掃には取りはずさないと出来ないのです。
いやー、15年3.3万キロの汚れを落とすと、なぜかエンジン静かになりアイドリングがなめらかなこと。スロットルボディのバタフライとボディの精度が高く組まれ、それをアイドルモーターがチョコチョコ補正しているから、スロットルの閉まり部にカスが付着するといろいろ制御に不具合が起こるんですね。
事例7
ゴルフⅤのGT、ATミッショントラブルでお預かりしました。
症状は、ガクンとなったり、吹け上がったりとのこと。新車ディーラー購入ファーストオーナー様ですが、この症状をディーラーに訴えるも対応に不満で、別の工場にだすも「こんなもんですよ、このまま乗るしかないのでは」と言われ、次なるは子供の時から気になってた弊社に来ていただいたしだいです。
テスターにて診断、何も拾えません。試運転すると、冷間時は割とまともに動きますが、徐々にきましたきました。ガクン、ドカン、ブォンとトラクション抜けるが戻る、またドカン。
6速オーマチックミッションでこんな症状、心当たりありませんか?ディーラーは新品AT交換対応のみ、さぁ困ったと思ってらっしゃる方々、リーズナブルな修理代でATが復活します。是非一度ご相談ください。
事例6
ランドローバー・ディスカバリーⅡの車検整備でお預かりしたのですが、雨漏れ修理がメインとなってしまいました。天張り外しての作業はしんどいですね。もうリフォーム屋さんのようです。
ブレーキングで右Aピラーからポタポタ、加速でリアのエアコン吹出し口からポタポタ、何とかならへんかな~との御要望です。
ドレンの詰まりか何かかと安易に考えてはいけませんでした(涙)。
フロントサンルーフの右ドレンホース差し込みニップル付け根にクラック発見、ここをなにとかコーキングすれば軽傷ですむはずでした。が、シャワーテストするとフロントサンルーフのギア不良で完全閉め不能状態。押し込んでスイッチング不可状態に。でもまだまだ続くんです。リアのサンルーフもダメだ、もう天張り全部落とすしかない。とどんどん車内がバラバラに。
事例3
1964年式メルセデス190CエンジンO/H風景。
ピストンは当然新品です。
エンジンひっくり返すとこの様子。
オイルポンプはまだ新品供給されてます。
シリンダーヘッドまわり
事例2
メガーヌクーペ16V、エンジン&ミッション降ろしの風景です。
ヘッドガスケットより冷却水漏れ修理がメイン。
当然タイミングベルト廻り、ウォーターポンプ交換します。
クラッチレリーズベアリング破損してました。
事例1
1975年式のW114メルセデスのディストリビューターO/H風景
インジェクター用のポイントです。